「義理の母が膵臓がんになりました。」
長年、がん治療のコンサルタントを行なって来たので、保険外診療も含めて何とかならないかと考えています。
治療に関する考え方や流れなどが参考になるかと思い、経過を本記事で書いていきたいと思っています。
目次
膵臓がんの疑いが見つかったきっかけ
経過は2026年9月に近くのクリニックで肺の検査でCTを撮って、膵臓に怪しい影があるとの話で大きな病院を紹介されました。
この時点では恐らく嚢胞か何かだと思っていました。
ただ、病理検査のために超音波内視鏡になると聞いて少し心配が増した状態です。
膵臓がんの病理検査|細胞診のクラスとステージの違い
膵臓がんの疑いになるので、大きな病院に行って病理検査の流れになります。
病理検査とはCTなどの画像検査で怪しい腫瘍が見つかったので、それが良性なのか悪性なのかなのかを調べる検査になります。
腫瘍に針を刺して細胞を取って来て、病理医というお医者様が顕微鏡で見たりしてがんかどうかを調べる検査になります。細胞診では、採取した細胞を顕微鏡で見て、悪性細胞があるかどうかを判定します。
以前からClass 1~5という分類が使われることがあり、Class 1・2は良性の可能性が高く、Class 3は良性か悪性か判断が難しい状態、Class 4は悪性を強く疑う状態、Class 5は悪性と判断される状態になります。
時々これをステージと間違えて「ステージ5」と言う人がいますが、クラスとステージは全く別のものです。
クラス(Class)とステージ(Stage)の違い
クラス(Class):細胞診で採取した細胞が、悪性かどうかを判定するための分類。
ステージ(Stage):がんがどこまで広がっているかを表す病期(進行度)の分類。
超音波内視鏡からSPACE(連続膵液細胞診)へ
乳がんだと皮膚の外から針を刺してがんから細胞を取ったりするのですが、膵臓の場合は胃の中から膵臓に向けて超音波で画像を見ながら針を刺して細胞や組織を取って病理検査をします。超音波内視鏡を使った検査になります。
母は2026年9月29日に超音波内視鏡の検査を予定していました。でも母は、超音波内視鏡で検査が出来なかったので、膵液の検査になりました。
SPACE(連続膵液細胞診)と呼ばれる検査です。
超音波内視鏡は超音波で見ながら胃の内側から針を刺すので、がんが小さい場合など使えなかったりします。膵液の中にがん細胞がないかどうかを調べる検査になります。
精度があまり良くない検査で、一度の検査での感度は45%程度です。だから、何度も繰り返して行い2回70%、3回80%、4回85%、5回以上90%と感度を上げることで精度を上げるということをします。
母も例外ではなく、9月末から10月2日金曜日まで複数回行いました。
この時点でもまだ大丈夫だと思っていて、膵管の狭窄か何かだろうと思っていました。腫瘍が小さくて超音波内視鏡でなくSPACE(連続膵液細胞診)になった場合のがんと診断される確率は20%程度なので、高い確率でがんではないと思っていました。
ただ、2割はがんである可能性があります。
仮にがんであったとしても超音波内視鏡でなく、SPACE(連続膵液細胞診)になった訳だからがんは小さいはずなので、ステージ0~1であると思っていました。
膵臓がんと診断された家族の気持ち
2026年10月17日に家に帰った時にがんだったとの報告を受けました。
病理検査の結果は2週間ぐらいかかることが多く、10月19日の週に医師から告げられると思っていました。
ここまで義理の妹主導で進んでいたので病院についていくことはなかったのですが、結果にはついていくつもりでいました。嫁にも伝えていたのですが、嫁も結果を聞いてびっくりしていました。
自分がこういう仕事をしていて、詳しいことを知っているので詳しく聞くことで不安にさせると思い、ここまで腫瘍の大きさや腫瘍マーカーなどを聞いて来ないで来ました。直接一緒に行くことで内容が分かると思っていたのですが、その機会を逃してしまいました。
ただ、早期発見で良かったですねというのを医師から言われたらしく、義理の妹や義理の父は喜んでいたみたいです。
それを聞いて詳しく聞くことで不安にさせる可能性が高いので、なかなか聞けずにいます。
こういう気持ちになるというのを家族ががんになって初めて知りました。
電話相談などで相談に来る家族があまり病状を把握していない例が多かったのですが、凄く気持ちが分かりました。
2026年10月22日、腫瘍マーカーやがんの大きさ、がんの場所が膵尾部なのか膵頭部なのかなどを聞きたいのですが、住んでいる所が違うのでまだ聞けていません。
膵臓がんの治療方針|術前抗がん剤と手術
治療方針はジェムザールとTS-1という抗がん剤を2クール行った後、手術になるとのことです。
術後の話は聞いていないですが、多分そのあとTS-1という抗がん剤を術後に続けるものになると思います。
21日を1コースとして、GEM(ゲムシタビン)を1日目・8日目、S-1を1~14日目に内服し、これを2コース。おそらく初めに数日入院して、あとは通院になると思っています。
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